八尾市では4月からごみ収集の民間委託化を進める為に民間入札を進めてきました。
しかし、4区画あった入札は全て不調に終わりました。
原因は行政から提示した金額が安過ぎる点でした。
(安過ぎると言っても行政で運営する金額とさほど変わらない金額です。)
行政はこれまで民間委託すればコストが下がると言い続けてきました。それについての費用対効果もあると数字も提示してきました。
しかし民間委託でコストが上がるのであれば、八尾市でこれまでと同様にごみ収集をするべきです。また、同額で手法を変えて入札が進んだ場合は市民サービスの低下が懸念されます。
現状でも人数を削減され続けてきたごみ収集の職員は殺人的な暑さの日も、凍える寒さの日も日々走り回っています。
最近は人数が削減され収集時間に変更や遅れが出たりしています。
ひとつのミスが死亡事故に繋がる可能性のあるごみ収集現場で、人数が削減され、業務量が増えれば間違いなく市民サービス低下と、職員の怪我・事故に繋がります。
4月から民間委託化がスタートする予定でしたが、この結果を見るとやはり立ち止まって議論をしなければならないと思いますし、
市民サービスの向上を目指す議論をしていきたいと思います。
皆様のお力添えを宜しくお願い致します。